部活指導

個人的なことですが、4月から富士見中合唱部の部活指導員になりました。

今までは外部講師だったのですが、町が予算をつけてくださって、今年度から有給で部活指導ができることになりました。

私としては無償有償に関わらずいつもやることは変わらなくて、富士見の子どもたちに音楽や合唱の素晴らしさ、楽しさを伝えたい、子どもたちの可能性を少しでも広げたいと取り組んできました。

この町のただ一つの中学校です。富士見の子どもたちが合唱を楽しむ機会があることが何よりも大事だと思ってやってきました。無償だからと手を抜いたことは一度もありません。そう言い切れることは、誇りでもあります。

ただ現実的にはやっぱり無償でできる範疇は簡単に越えていたので、他の部活や、他の人が今後部活指導に関わることも想定して、持続可能な状態ではないと実感していました。

だからと言って今までの状況を批判する気持ちは全くなくて、子どもも先生も減っていて部活動という仕組みの限界が見え始めていたなかで、ある方がおっしゃった「こういう状況が今までなかったし、外部の方でここまで部活に関わろうとする方が今までいなかった」というのが、一番正直な本音だと思います。

そんな中で、学校や教育委員会や役場の方、町議員さんや親御さんの大きな後押しがあって一つ山が動きました。そして単に部活に予算がついただけでなく、子どもたちの未来のために新しい仕組みをみんなで作ろうと大きな流れが生まれたことを本当に嬉しく思っています。

私は音楽家として、これからも音楽の素晴らしさ、合唱の楽しさをたくさんの人に伝えていきたいです。そして子どもたちや地域コミュニティの可能性を少しでも広げて、未来に種を蒔いていきたいと思います。

私が合唱を教えているようですが、この4年間で子どもたちから学んだことがたくさんあります。はっとするような素晴らしい瞬間、素晴らしい音楽にたくさん出会わせていただきました。

すでに卒業した部員や親御さん、先生方も含め、一緒に頑張ってきたみなさんには心から感謝しています!これからも指導者としての役割を果たしつつ、一緒に音楽をつくっていく仲間として、感謝と敬意をもって取り組んでいきたいと思います。

何より、大好きなことを仕事にして全力で楽しんでいる大人の姿を、子どもたちには見てもらいたいと思います。いいことも、大変なことも、全て。

生きるって楽しい!と子どもたちにわかってほしい。言葉では伝わりません。私にとっては、生きることはうたうこと、奏でることです。私が生きることで子どもたちの見える背中になれるよう、日々成長していきたいと思います。